
坂井市:滞納者のグレーゾーン金利、過払い金取り立て 消費者金融を提訴へ /福井
坂井市は27日、消費者金融のCFJ合同会社(本社・東京都品川区)を相手取り、市税を滞納している市内の男性が借金返済で過剰に支払った利息(過払い 金)約36万円を取り立てる民事訴訟を起こすと発表した。市によると、グレーゾーン金利による過払い金を自治体が滞納者の財産として差し押さえ、提訴に踏 み切るケースは全国的に広がっているが、県内では初めて。
貸金業者の多くは、利息制限法(上限15~20%)と出資法の上限(同29・2%)の中間にあたるグレーゾーン金利で融資してきたが、最高裁判決は06年に無効との判断を示している。
市は、市内に住む50代の自営業の男性が、04~07年に市及び県民税など約59万円を滞納し、延滞金を含めると滞納額が約74万円に上っているため、 返済に向けて事情を聴いたところ、過払い金の可能性が分かった。そのため取引履歴を同社に問い合わせ、07年11月に過払い金の返還請求権を差し押さえ た。12月定例議会に提案し、議決を受けて来年1月に福井簡裁に提訴する。
11月28日朝刊




