
過払い金:県と市町村、回収を支援 多重債務、税滞納解消へ--全国初 /岐阜
県と県内42市町村は来年度、税金を滞納している多重債務者を支援し、違法な高金利で貸金業者へ過剰に支払った過払い金を取り戻させる施策をスタートさせる。県弁護士会も協力する予定で、取り戻した過払い金から納税を求める。県によると、納税をうながすための多重債務者支援は全国で初めてという。
県税滞納額は08年3月現在で約76億円あり、個人県民税が52%にあたる約39億円を占めている。
県や市町村の納税相談窓口では、従来相談に訪れた滞納者に多重債務があった場合、相談窓口を紹介してきた。今後は、税務職員が債務の状況を聞き、回収可能な過払い金があれば職員が同行して弁護士に回収を依頼する。
県税務課は「多重債務と滞納が一気に解消できる。過払い金の額によっては滞納者の生活再建支援にもなる」と話している。





